ツルッツルの滑り台


近くのショッピングモールに、Crocsという子供のインドア遊びスペースがある。日本でいうKidkidみたいなところです。

そこの滑り台が滑りすぎてやばい。

受験生から言わせると超縁起の悪い滑り台だ。

ここに初めて息子が行ったのは、私抜きで旦那氏と二人だった。

旦那氏、行く前にWebサイトをチェックし

「長ズボン、靴下で行かないといけないらしい。」

「…へー」と私。(ひとり時間を目前にしてちょっと上の空)

そして息子を遊ばせてお昼過ぎに帰宅した旦那氏。

「長ズボンと靴下で行かないと死ぬ。」

彼曰く、肌が露出している箇所がキュッと滑り台を滑っている時にストッパーになってしまうと子供がすっ飛んで行きそうで超危険とのこと。

そして、その1週間後、私が息子を連れて行く機会がきた。

オーストラリアは真夏だけれど、長ズボン靴下装備で挑む。

お金を払い入場すると2列セットになった長い滑り台が3箇所あるのが見える。

この2列セットになった滑り台が暗示するもの…親同伴でないと危険。ということか。

にしてもここ空いている。

キドキドとえらい違いである。

例の滑り台に誰もいない(どんなだか誰か滑っているところを見たいのに)。

とりあえず息子の気の向くままに遊ばせる。

手で握れるサイズのボールがあちこちにあるので、息子はそれを投げたり穴に入れたり忙しそうだ。

三輪車も足が届かず漕げないけれど、とりあえず蹴って進んだりしてみる。

うむうむ、積極的でよろしい。

っとしばらく遊びきった後、息子が向かった先はもちろん滑り台。

どんどんスタート地点へとよじ登って行く。

旦那氏のレビューにびびっていた私は、息子1人で滑らせてなるものかと追いかける。

息子がスタート地点に座ると同時に私は息子の腕を掴む!

「お、お母さんと一緒に…はあはあ…滑ろうねーーー!!!!!」

そしてついに、早く行きたがる息子の横に無理矢理並んで手を繋いで滑った!

「ひっっ!!!」

と声にならない声がもれる。

それはほんの数秒だったけれど、私はその間に息子を守らねばならない母親魂で息子をチラッと見た。

息子の顔はとんでもなく引きつっていた。

速すぎて、足がほぼ踏ん反り返っていた。

そして下に無事に到着後、しばらく真顔だった息子…泣くか。泣くのか。

……

笑ったー!!!

好きなんかい。こういうの。

ジェットコースター的なものに乗ったのは息子が生まれるさらに数年前にディズニーシーに行ったきりだ。

このスピード、その時の記憶を彷彿させる勢い。

滑り出した瞬間の写真を自動的に撮る装置があったなら、私の物凄い形相の写真をお見せ出来るのだが、残念ながらCrocsの滑り台にそのような装置はない。

その後徐々に遊ぶ親子が増えていったが、その滑り台を滑りあまりの速さに驚愕する親の顔を密かに見るのが楽しかったなんて、誰にも言えない。

Crocsにて、身長計の前でポージングをする息子。

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