息子、髪を切る。


旦那氏も私も、メルボルンで髪の毛を切るときは日系の美容院にお世話になっている。

オージーの美容院も興味はあるが、どう希望を伝えればいいのか難しそうだし、日本人の髪質にも慣れていないかもしれないし、などの不安があり行けないのだ。

第一、オージーの皆様にはカッコよいヘアースタイルが自分たちに似合うとは到底思えない。

先日、ショッピングモールにチャイルドシートを買いに行った時のこと、そのお店の向かいに子供が何人かいる美容院があるのを発見。

この時、暑い日がまだまだ続くメルボルンで、息子のフサフサヘアーをどうにかしたいなと思っていた旦那氏と私の頭に浮かんだことは同じだった。

息子はこれから我が身に起こることを知りもせず、そこらじゅうを走り回ってはしゃいでいる。

「予約必要か、いくらか聞いてくる」と私。

ニヤッと笑う旦那氏。

「予約はいらない。子供はみんな20ドルで切るわよ。」

とクールな女性美容師が一言。

「今から連れてきます。」と私。

はしゃいでいる息子捕獲。

美容院に入って2分程で席に案内される。

息子「????」

クール美容師「どんな感じにする?」

旦那氏「まだ美容院で切ったことないんだけど、オージーっぽい髪型にしてください。」

(それ自分の時には絶対お願いしないやつ(笑))

案の定、オージーっぽいって何だよ、みたいな表情のクール美容師さん。

「じゃあ、短くしすぎない感じで切るわね」

と旦那氏の要望を軽くスルーして切り始める。

このおかしな状況を理解し始めた息子、みるみる泣き顔になる。

息子の泣き声は段々と大きくなっていくが、私と旦那氏はオーストラリアのローカル美容院の初体験をしていることに満足感を覚えいてた。

息子、ごめん…。

あなた、実験台…。

子供のヘアーカットに慣れている様子のクール美容師さん、泣いてる息子にロリー(ペロペロキャンディ)をあげたり、車のおもちゃを握らせたりしながら、最後はバリカンで仕上げてくれた。

息子は何がなんだかよくわからずも、髪の毛だらけになったロリーは最後までしっかり握りしめていた。

クール美容師さんにお礼を言い、まだ泣きべそをかく息子を抱っこしてその場を後にした。

やってやった感でいっぱいの私と旦那氏。

涙で顔に髪の毛がめっちゃくっついているけれど、しっかりと人生初のロリーを最後まで堪能した息子。

良い経験でした。超手際の良かったクール美容師さん、そしてなによりも息子よ、ありがとう。

息子のヘアースタイルは、旦那氏の要望通りオージーらしくなったかは謎ですが、だいぶスッキリしていい感じです。

っていうか、オージーっぽい髪型ってどんな(笑)。

オージーっぽい髪型への途中。

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